復刊第2号の特集は、「写真について語ること」。
「批評家、清水穣に聞く・“写真” 何について語るのか?」、「写真家、土田ヒロミと伊奈英次に聞く・変化する写真の世界、どう対応するのか?」、邦訳論文 「 鏡と窓― 1960年以降のアメリカ写真」(1978年)」ジョン・シャーカフスキー(訳=河島えみ)など掲載。
他に「ルーカス・ブレイロック氏へのインタビュー、書評・展評・リレーコラムなどを掲載
詳しくは、下記を参照ください。
巻頭言
- 『写真批評』編集長 深川雅文「君は、自転車で走るパンダを見たか?」
INSIGHTS
- [インタビュー & ワークス]ルーカス・ブレイロック /聞き手=北桂樹
写真というメディアを通して考え、そのカテゴリーで遊ぶ
特集「写真について語ること」
- [フォーラム1] 批評家、清水穣に聞く 清水穣 × 深川雅文・河島えみ・北桂樹
“写真” 何について語るのか? - [フォーラム2] 写真家、土田ヒロミと伊奈英次に聞く 土田ヒロミ× 伊奈英次
変化する写真の世界、どう対応するのか? - [邦訳論文] ジョン・シャーカフスキー(訳=河島えみ)
「 鏡と窓― 1960年以降のアメリカ写真」(1978年) - [「鏡と窓」解題] 中川裕美
「明快な間違いはあいまいな真実よりも教育的なものとなるだろう。」と
ジョン・シャーカフスキーは言った。
スペクトラム
- [書評1] 小田原のどか:金井直『像をうつす─複製技術時代の彫刻と写真』
写真から彫刻をうつす: 日本初となるブランクーシの美術館個展を手掛かりに - [書評2] 小林美香:村上由鶴『アートとフェミニズムは誰のもの?』
「そもそも」から話を始めることの大切さと「たこつぼ」化に抗うこと - [書評3] 新井悠真:成相肇『芸術のわるさ コピー、パロディ、キッチュ、悪』
写真とパロディをめぐる裁判と著作権法の行方 - [展評1]深川雅文:小松浩子個展「Channeled Drawing」 ある転回
- [展評2] 北桂樹:GC magazine
「KILLER “G” 2nd Running alone pushin “G” Big Bang!! high ACE」
GC magazineが示す写真コレクティブの可能性 - [展評3] 藤本流位:アニー・フローレス個展「What it should be… desire」
ポルノグラフィではない - [作家論]小林紗由里:髙倉大輔「monodramatic」 シリーズの変遷をめぐって」
エッセイ・コラム
- [エッセイ1]高橋奈々:それは複製可能なのか お笑いライブの現場でチェキを考える
- [エッセイ2]河島えみ:詩人の批評 富岡多惠子とピーター・シェルダール
- [エッセイ3]北桂樹:現代写真を語ることば 「写真とは何か」を語る困難と快楽
- [リレーコラム・重森弘淹とは何者か]柴田敏雄 重森弘淹先生との出会い
- [新企画]ポケット写真批評